FL3 こじ破り今回は西宮市の山手にある住宅街の中にあるお住まいにお伺いしてきました。写真のように上手にこじ破られています。けっこう手慣れた泥棒のようです。今回のお客様はお子さんを送っていったあと、そのまま買い物に行き1時間半ほどで帰宅したらこのように泥棒に侵入されていたということです。

泥棒というと、夜間にこっそりと忍び込むという昔のイメージが強いですが、日中に不在となるご家庭が多くなった現代では昼間から侵入行為に及ぶ泥棒が非常に多いです。泥棒然とした恰好ではなく、スーツを着込んで歩いていればどこかの会社の営業マンにしか見えませんし、バッグに泥棒グッズを忍ばせておいても他人に気づかれることもまずありません。お客様の家に行くような感じで歩きながら、留守宅を探し、よさそうなターゲットを見つけたら泥棒に入るのです。
私どもが今回お伺いしたお客様はまさにそのような感じでした。

さて、ガラス自体は、FL3という透明3㎜ガラスで、おそらく最も一般的に使用されているガラスです。もちろん防犯性能はまったくありません。断熱効果もありませんので、ただ風と雨を凌ぐだけの役割のガラスです。泥棒にとっともおそらく最も仕事のしやすいガラスであり、10秒程度でガラスを割って侵入されてしまいます。
このような泥棒事案に対抗して留守宅を守るためには、防犯ガラスに交換しつつ、サッシの上下に補助錠を取り付ける、或いはクレセントを防犯仕様のものに交換する…などの方法が効果的です。または、サッシ周辺に人感センサーを取り付けたり、カメラを取り付けることも効果的でしょうが、このような泥棒に心理的なプレッシャーをかけて侵入を躊躇させるようなグッズは、まったく気にしない泥棒も現実にいますので、やはり物理的に侵入を困難にする防犯ガラスや防犯フィルム、補助錠などを優先して導入するべきでしょう。

当社では各ご家庭の周囲の環境も判断材料にしながら、最適な防犯対策をアドバイスさせて頂いております。もちろん無料でのアドバイスです。お客様の大切な財産と家族の命を守るためにも、侵入される前にぜひ防犯対策を真剣にお考えいただきたいと思います。